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造り手の思い。

造り手の思い。

ある種、製造業というか「モノづくり」をしていて、
「やったぜ!」と思うのは
自分が考え出したものを、「カタチ」にすることが出来る事。

カタチにする。というのは、頭の中で考えていた事を、
企画として考えたり、企画で考えたプランを図面化〜製作して
現物として立ち上げる事。

今までも、私、エグチ自身が
自分の欲しい物を、自分で作り出してきた。
例えば、64チタンのボルトやナット、
自分自身の趣味のモーターサイクルに装着するためである。

「自分が欲しいもの」でないと、
その熱もすぐに冷めてしまう。

「なんとかして、世にないものを作り出したい」

その熱意こそが、「モノづくり」のモチベーションだと思う。

先日、趣味の釣りで
自身がNC旋盤をまわして作成した
テキサスリグなどに使う真鍮製のビュレットシンカー(砲弾型のおもり)を使って
大きなアイナメが釣れた。

自分が作り出す理由もあり、
市販品にはない、ミゾ(砂地などでの引き抵抗を増やすため)
そしてワームサイズに合わせたΦ(シンカーの外径)など、
こだわりを持って作成した品物である。

確かにコスト云々で考えると、アホらしい値段になってしまうが、
まずは「作り出すこと、そして試してみること」が大事だと思う。

もちろん、従業員自身が
「こういうもの欲しい、作りたい」という熱意があれば
「まずは作ってみなよ」と見守りたい。

自分自身が「これが欲しい」と思って創り出すことができるのも、
モノづくり企業の醍醐味だと思う。

 

写真は弊社設備で削り出したシンカー(おもり)を使って釣れたアイナメ。

ビュレットシンカー、赤いボール型のビーズ、フック、赤いのはワーム

こんな感じの仕掛けになります。

シンカーとワーム外観

 

 

 

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